流体(気体)の演算空間である、
ドメインを設定します。
3Dビュー画面上で
Shift+
Aから
メッシュ→
立方体を選択し、ドメインとなるオブジェクトを作成します。
水面オブジェクトを囲うように大きさや位置を調整しますが、湯けむりを再現したいので上部空間に余裕を持たせます。
なお、ドメインのサイズが小さい方が
ベイク(物理演算の焼き込み)が高速でシミュレーションがより正確になるのであまり大き過ぎるのも問題です。
物理演算プロパティタブを開き、
流体ボタンをクリックします。
流体→
タイプから
ドメインを選択し、
設定→
ドメインタイプが
気体であることを確認します。
分割の解像度を
16程度に下げます。
分割の解像度は、値が大きいほど正確なシミュレーションができますが、ベイクに時間がかかりキャッシュ量が増えます。
下の方にある
キャッシュからキャッシュの保存先の指定や、シミュレーションの
開始フレーム、
終了フレームを指定できます。
当たり前ですがシミュレーションする時間が長いほどベイクにも時間がかかります。
上図では
終了フレームがデフォルトの
50ですが、
250に設定しておきましょう。
プロパティの
マテリアルタブから
新規ボタンをクリックしてマテリアルを新規に作成します。
中段にある、
ボリュームから
プリンシプルボリュームを選択します。
カラーから煙の色を設定できるので、白色にしておきます。
サーフェスの
プリンシプルBSDFをクリックして
リンク→
削除を選択して削除します。
削除しておかないと正しくレンダリングされません。
この状態で
ドメインから
ベイクしても画像の通りになってしまい、湯けむりとは言い難いものです。
消滅のチェックボックスをONにすると少しそれらしくなりましたが煙の動きが少なく、やはり湯けむりっぽくありません。
湯けむりらしくするために
フローに
パーティクルを設定します。