とある紳士MMDerの3DCG関連wiki - MMDの拡張ソフトウェア(MMEなど)
MMDの拡張ソフトウェア(MMEとMMPlus)の概要とインストール手順をまとめたものです。
簡単に言えばゲームのMODみたいなものですが、MMEなどほぼ必須のものもあります。
MME(MikuMikuEffect)とは
インストール
使い方
エフェクトとは
ポストエフェクトを使ってみる
シェーダーを使ってみる
アクセサリを使ってみる
総合型シェーダを使ってみる
MMPlus(MikuMikuPlus)とは
インストール
機能説明
言語選択
最近使ったプロジェクト
座標軸非表示チェック
美影チェック
カメラ編集モードチェック
先頭フレーム開始チェック
物理演算有効チェック
再生時常にオン/オフモードをチェック
アンチエイリアスチェック
エフェクト有効チェック
不足ボーンチェック
上書き保存時に確認をする
AVI出力設定を記憶する
キーボードショートカット...
キーボードショートカット機能復旧
補間曲線パレット
MME(MikuMikuEffect)とは
MME(MikuMikuEffect)とは2010年に舞力介入P氏によって公開されたソフトウェアです。
MMDに各種エフェクトをあてられるようにするもので、MMDを利用するにあたってほぼ必須です。
インストール
使用しているOSがx64の方なら
MikuMikuEffect x64 ver0.37
よりファイルをダウンロードしてください。
MMD同様、解凍前にファイルを右クリックし、プロパティを開いて一番下の
セキュリティ:このファイルは...
の
許可する
にチェックを入れてから解凍します。
解凍してできた三つのファイル(
d3d9.dll
、
MMHack.dll
、
MMEffect.dll
)を
MikuMikuDance.exe
があるフォルダにコピーすればインストールは完了です
正常にインストールされていればMMDを実行した際に右上に
MMEffect
のボタンが表示されるはずです。
下図は左がインストール前で、右がインストール後です。
使い方
MMEを使う前にエフェクトの種類を理解しましょう。
エフェクトとは
分類の仕方にもよりますが大きく分けて下記の通りです。
エフェクトの種類
主なファイル形式
説明
使い方
ポストエフェクト
.x
画面全体に適用されるエフェクトです
アクセサリファイル(.x)をMMDに読み込ませる
シェーダ
.fx
モデルやステージに対し質感などを変化させます
MMEタブから.fxファイルを割り当てる
総合型シェーダ
.fx + .x
上記の複合型
Redomeを参照
アクセサリ
.x
炎や煙をを吹き出すなど
アクセサリファイル(.x)をMMDに読み込ませる
エフェクトの中には.pmx形式のコントローラーが付属することもあります。
ポストエフェクトを使ってみる
改変版SSAOエフェクト
を利用してみましょう。
SSAOとは
簡単に言えば影を計算する技術の一つであるAOの簡易版です。
AOに比べ正確さに欠けますがより高速に計算できます。
ダウンロードしてファイルを解凍したら中の
o_SSAO_HQ.x
ファイルをMMDにD&Dして追加します。
モデルを追加で読み込めば効果はもう出ています。
下図が改変版SSAOエフェクト使用前です。
下図が改変版SSAOエフェクト使用後です。
太もものあたりの影がより鮮明になりました。
シェーダーを使ってみる
S5Shader v0.3
を利用してみましょう。
ダウンロードしてファイルを解凍したらMMDの右上、
MMEffect
をクリックします。
シェーダーを割り当てるモデルを選択したら、
エフェクトファイル割り当て
ウインドウに
S5SkinShader.fx
をD&Dするか左下の
ファイル選択
から
S5SkinShader.fx
を選択します。
下図がS5Shader適用前です。
下図がS5Shader適用後です。
よりリアルな質感になりました。
アクセサリを使ってみる
MikuMikuEffect FXファイル置き場
からWorkingFloor2を利用してみましょう。
WorkingFloor2は床面鏡像描画アクセサリです。
ダウンロードしてファイルを解凍したら中の
WorkingFloor2.x
ファイルをMMDにD&Dして追加します。
下図のように床が鏡のようになります。
総合型シェーダを使ってみる
こちらへどうぞ
N3+CShaderの使い方
Ray-MMD 1.5.2の使い方
MMPlus(MikuMikuPlus)とは
猫のしもべ氏が公開しているMMDに便利な機能を追加するソフトウェアです。
AVI/画像出力前に座標軸のオフし忘れや任意のキーボードショートカットを追加する機能などがあります。
詳しくは下記の動画をどうぞ
インストール
MMEと同じです。
解凍前にファイルを右クリックし、プロパティを開いて一番下の
セキュリティ:このファイルは...
の
許可する
にチェックを入れてから解凍します。
解凍してできた三つのファイル(
MMPlus.dll
、
MSIMG32.dll
)を
MikuMikuDance.exe
があるフォルダにコピーすればインストールは完了です
正常にインストールされていればMMDのヘルプボタンの横にMMPlus(S)ボタンが表示されます
機能説明
言語選択
MMPlusの言語を選択します。
最近使ったプロジェクト
最近開いた.pmmの履歴です。
座標軸非表示チェック
AVI/画像出力時に
座標軸表示
がオンになっていると警告します。
美影チェック
AVI/画像出力時に
美影
がオフの場合、警告します。
カメラ編集モードチェック
AVI/画像出力時にカメラ編モードの場合、警告します。
先頭フレーム開始チェック
AVI/画像出力時に現在のフレームが先頭フレーム以外の場合、警告します。
物理演算有効チェック
AVI/画像出力時に物理演算が無効の場合、警告します。
再生時常にオン/オフモードをチェック
AVI/画像出力時に
再生時常にオン/オフモード
がオフになっていると警告します。
アンチエイリアスチェック
警告しない
アンチエイリアスがオン/オフにかかわらず警告しません。
有効時に警告
AVI/画像出力時にアンチエイリアスが有効な場合、警告します。
いくつかのシェーダーでは標準のアンチエイリアスは無効にするのが推奨されています。
無効時に警告
AVI/画像出力時にアンチエイリアスが無効な場合、警告します。
エフェクト有効チェック
AVI/画像出力時にMMEの
エフェクト使用
オプションがオフの場合、警告します。
不足ボーンチェック
モデルに対してモーションファイル(.vmd)を読み込ませた際に不足しているボーン/モーフがあればボーン/モーフ名と共に警告します。
上書き保存時に確認をする
MMDのメニューバーから
上書き保存(S)
([Ctrl]+[S])した際に確認をします。
MMDの標準では確認されませんので注意が必要です。
AVI出力設定を記憶する
AVI出力設定
で出力するFPSとコーデックを記憶します。
キーボードショートカット...
MMDの各種操作に対してキーボードショートカットを設定できます。
キーボードショートカット機能復旧
補間曲線パレット
補間曲線の作成、保存、MMDへ送信できます。