とある紳士MMDerの3DCG関連wiki - Blender 3.3 LTSのインストールと個人的な初期設定など
Blenderはオープンソースの統合型3DCGソフトフェアです。モデリングのほかレンダリングも行えます。
MMDer向けに簡単に言えばMMDとPmxEditorを足して高機能にしたようなものです。



インストール

公式サイトからダウンロードします。インストーラー版がデフォルトで選択されていますが、別Verと同居できるZIP版がおすすめです。
また、インストール先のパスに日本語が含まれていると正常に起動しない場合や正常に動作しないアドオンがあるのでC:\D:\直下をおすすめします。

UIの日本語化

初回起動時のスプラッシュ画面からLanguageJapaneseにしてもよいですが、後でプリファレンスを操作するのでそのままでもいいです。


トップバーのEditPreferences...をクリックします。
(または、3Dビュー上で[F4]キーを押して、Preferences...を選択します)


InterfaceTranslation項目から、Languagejapanese(日本語)にします。
これでUIが日本語表記になったはずです。


念の為、新規データ(New Data)のチェックを外しておきます。
※昔はこうしておかないと一部アドオンなどで不具合が出たらしいが、今は不要?

Cyclesレンダーデバイスとアンドゥ回数の設定


システムからCyclesレンダーデバイスを各自の環境に合わせてCUDAまたはOptiXなどに設定し、デバイスにチェックを入れます。
※Cyclesを使わず、EEVEEのみ使うなら設定不要?

さらに、メモリーと制限項目からアンドゥ回数64にしておきます。
※PCの搭載メモリーが少ない環境ならデフォの32程度にしておくといいかも

.blendファイルの圧縮

.blendファイルはBlenderのプロジェクトファイルです。
モデルデータなどを含むため、肥大化しやすいので圧縮オプションを有効にします。


セーブ&ロードからBlendファイル項目→ファイルを圧縮オプションにチェックを入れます。
(個人的には、バージョンを保存自動保存をOFFにしています。)

個人的な設定など


視点の操作項目から選択部分を中心に回転のチェックを入れ、自動 透視投影のチェックを外します。


デフォルトの頂点色である黒では視認性が悪いのでPmxEditorっぽくグリーンにします。
テーマ3Dビュー頂点の右隣のカラー部分を選択して頂点色をグリーンに変えます。

プリファレンスの保存


左下のアイコンから、プリファレンスを保存を選択して保存します。

設定などを初期化したい場合

C:\User\[user_name]\AppData\Roaming\Blender Foundation\Blender\[Blender_Ver]フォルダを削除すると初期化できます。
※アドオンをプリファレンスからZIPでインストールした場合、アドオンも削除されてしまうのでご注意下さい