PMXエディタ用 落書き貼り付けプラグインを利用して落書きや淫紋、タトゥー等をMMDモデルに付ける方法です。
このプラグインを利用すると簡単にモデルへ落書きや淫紋等を付けれます。
PmxEditorへのプラグインのインストールや貼り付ける落書きや淫紋、タトゥー等の素材をすでに用意しているものとして進めます。
PmxEditorへのプラグインのインストール方法については
PmxEditorのプラグインをご覧ください。
この項目では
幽香風タトゥーを
RGBA式こだまちゃんのおへその下辺りに付けてみます。
淫紋等に関しては、pixiv等で”フリー素材 淫紋”等で検索するとフリーな素材を提供して下さる方々が居られますので有り難く利用させてもらいましょう。
※淫紋やタトゥー等のテクスチャは背景が透過していないとダメです。(簡単に言えば.jpgの画像は使えません、.pngでも背景が透過色でないとダメです)
PmxEditorを起動させ、MMDモデルを読み込ませたらPmxViewウインドウの上部、
選択:の
頂を外して隣の
面にします。
さらに、
範囲:を
△の面単位選択にします。
[F4]キーを押すか、PmxViewウインドウの
動を押してオブジェクト操作ウインドウを出しておきます。
[Shift]キーを押しながらマウスをクリックしながら動かし、淫紋を貼り付ける面を選択します。
([Ctrl]キーを押しながらマウスをクリックして動かすと選択が解除される)
この際、オブジェクト操作ウインドウの
選択オブジェクトの記憶の
MS(記憶)欄にある、
1から
5までの任意のボタンをクリックするとその時の選択状態を記憶できます。
(
MR(選択)の欄のボタンで選択状態を復元できる)
面を選択し終えたら、Pmx編集ウインドウから
編集→
プラグイン→
Userから落書き貼り付けプラグインを選択、実行します。
プラグインの設定を解説します。
- 左側一番上のチェックボックス(画像で0:身体となっている欄)から、新しく作成される淫紋等を貼り付けた材質の設定の元を選択できます。(例えばエッジ色やToonの設定などを”身体”材質からコピーするかどうか)よくわからなければ淫紋等を貼り付けるボディ材質を選択し、エッジ等が気になるなら後で該当材質の設定を変更しましょう。
- 左側上から二番目のチェックボックスとBrowse...ボタンは、貼り付けるテクスチャの選択です。Browse...ボタンをクリックすると画像を選ぶウインドウが表示されるので貼り付けたい画像を選びます。
- Copy file to Model-Folderは貼り付ける画像をモデルのフォルダにコピーするか否かです。
- Special UV MappingはPmxEditorの機能である、視線方向からの特殊UVマッピングに類似したUV値変更を行うか否かを設定できます。
- プルダウンメニューのオプションは、Scalingは選択面の縦横の位置をそれぞれ画像の縦横に合わせます。Containは選択面の縦横のうち、短い方を画像の縦横に合わせます。Coverは選択面の縦横のうち、長い方を画像の縦横に合わせます。Rollは選択面が円筒状であると想定し、横軸を筒の回転角、縦軸を視界平面上の高さに合わせます。Wrapは選択面が凸曲面である想定の下、重心からの角度で各頂点のUVを設定します。詳しくはプラグイン同封のuvmapping.htmlをご覧ください。
- execボタンは実行ボタンです。面を選択した状態で押さないと意味がありません。面を選択した状態で押されると材質の複製とテクスチャの割り当てが行われます。
※ Special UV Mappingが有効な場合、execボタンを押した時のPmxViewウインドウのカメラ位置によりUVマッピングの結果が変わります!
今回は
Special UV Mapping(
Scaling)オプションを有効にし、PmxViewウインドウ下部の
正をクリックしてパースを切ってから、テンキーの[2]を押して真正面からのカメラ視点にしてから実行します。
新たに
Draw_”コピー元材質名”という材質が作られます。
この材質は貼り付け元の材質のすぐ下に移動させておきましょう。(今回の例では”身体”材質のすぐ下に移動させる)
透過色を含んでいるので材質の並び順には気をつけて下さい。
きれいに貼り付けられました。(本当はもうちょっと下部に付けた方がエロいけど...)